きん‐てん【近点】
1 目の調節によってはっきりと対象物を見ることのできる最も近い点。→遠点1 2 中心天体のまわりを楕円運動している天体が最も近づく点。近日点・近地点など。→遠点2
きんぴら‐じょうるり【金平浄瑠璃】
古浄瑠璃の流派の一。薩摩浄雲の弟子江戸和泉太夫(のちの桜井丹波少掾(さくらいたんばのしょうじょう))が創始。多くは金平の武勇談が主題で、荒々しい人形の演出が元禄以前の江戸で盛行、江戸歌舞伎の荒事...
きん‐ぼうすい【筋紡錘】
骨格筋の内部にある紡錘形の受容器。神経と連絡しており、筋肉の収縮状態を伝えて、脊髄反射を介しての姿勢・運動の調節に重要な働きをする。
きんゆうせいさくけってい‐かいごう【金融政策決定会合】
日本銀行の政策委員会が集中的に金融政策について話し合う会合。平成10年(1998)発足。原則として月1〜2回開く。基準割引率および基準貸付利率(公定歩合)、金融市場調節の方針、金融政策判断の基礎...
きんゆう‐ちょうせつ【金融調節】
中央銀行が公開市場操作などによって短期金融市場の資金量を調整すること。日本では日本銀行が金融政策決定会合で決めた基本方針を実現するために、短期金融市場で民間金融機関相手に債券や手形を売買して、市...
きんり‐せいさく【金利政策】
中央銀行(日本では日本銀行)が、基準割引率および基準貸付利率(公定歩合)を操作することによって間接的に資金量を調節し、経済の安定を図る政策。
キーンベック‐びょう【キーンベック病】
手根骨(しゅこんこつ)の一つである月状骨が壊死(えし)・軟化する病気。手首の関節を過度に使用する職業でみられ、右手に多い。1910年にオーストリアの放射線科医キーンベック(R.Kienböck)...
ぎ
「き」の濁音。軟口蓋の有声破裂子音[ɡ]と母音[i]とから成る音節。ただし、現代共通語においては、一般に語頭以外では鼻音の頭音をもつ[ŋi]となる(これを鼻濁音の「ぎ」ともいう)。
ぎ‐えん【義捐/義援】
[名](スル)《「義援」は当て字》慈善や被災者救済などの趣旨で、金銭や品物を差し出すこと。「冗費を節して教育慈善等の公益に—する事」〈魯庵・破垣〉
ぎく‐ぎく
[副](スル) 1 物の節目や継ぎ目、また、堅い物などがきしむさま。また、その音を表す語。ぎしぎし。「からだの節々が—(と)する」 2 ぎこちないさま。ぎくしゃく。「—した動作」 3 恐れ驚くさ...