のり【法/則/典/範/矩】
《動詞「の(宣)る」の連用形が名詞化したもので、神仏・天皇の宣告の意からという。一説に、動詞「の(乗)る」の連用形からとも》 1 守るべき規範。法律。おきて。「—を守る」 2 手本。模範。「後進...
はん【範】
手本。模範。「—を後世に残す」「工業先進国に—をとる」
はん【範】
[常用漢字] [音]ハン(漢) [訓]のり 1 基準となる一定の型。手本。「範式・範例/規範・師範・垂範・典範・文範・模範」 2 区切られた枠。「範囲・範疇(はんちゅう)」 3 広く行き渡る。「...
はん‐い【範囲】
ある一定の限られた広がり。ある区域。「広い—に渡る」「できる—で協力する」
はんい‐の‐けいざい【範囲の経済】
《「範囲の経済性」とも》複数の製品をそれぞれ別の企業が生産するよりも、同一の企業がまとめて生産した方が費用を節減できること。→規模の経済
はん‐し【範士】
全日本剣道連盟が授与する称号のうち最高位のもの。八段以上の者を対象に、審査会の議決を得て授与される。→教士 →錬士
はん‐しき【範式】
1 手本。規範。 2 数学で、公式。
はん‐しょう【範唱】
歌唱指導の際、教師が模範として歌をうたうこと。
はん‐ちゅう【範疇】
1 《「書経」洪範の「天乃ち禹に洪範九疇を錫(たま)う」から》同じような性質のものが含まれる範囲。カテゴリー。「コメディーの—に属する映画」「趣味の—を出ていない」 2 哲学で、あらゆる事象をそ...
はん‐どく【範読】
[名](スル)教師が読み方の手本として生徒に読んで聞かせること。「詩を—する」