しの‐はら【篠原】
篠竹の生えている原。ささはら。
しのはら【篠原】
石川県加賀市の地名。寿永2年(1183)平家の軍勢が源義仲に敗れた篠原合戦の地。
滋賀県野洲(やす)市の地名。壇ノ浦合戦で捕らえられた平宗盛が斬られた地。
高知県南国市の地名。特別天然記念...
しのはら‐てつお【篠原哲雄】
[1962〜 ]映画監督。東京の生まれ。「月とキャベツ」で劇場映画監督デビュー。代表作「昭和歌謡大全集」「天国の本屋〜恋火」「地下鉄(メトロ)に乗って」など。
しの‐ぶえ【篠笛】
篠竹を裸身のまま使った横笛。ふつう7指孔で、音域の高低により12の種類がある。長唄囃子(ながうたばやし)・歌舞伎下座音楽・祭囃子・里神楽・獅子舞(ししまい)などに用いる。竹笛。しの。
しの‐め【篠芽】
1 「篠芽竹」の略。 2 遅く生え、青くて味の苦い竹の子。〈和名抄〉
しのめ‐だけ【篠芽竹】
ヤダケの別名。
しの‐や【篠屋】
篠で屋根をふいた小屋。「旅人のかりの—に年暮れてけふ二年(ふたとせ)に成りにけるかな」〈永久百首〉
しのやま‐きしん【篠山紀信】
[1940〜2024]写真家。東京の生まれ。本名、紀信(みちのぶ)。小説家や俳優など著名人の肖像写真を数多く手がけ、人気写真家として活躍。日本のさまざまな家を撮影した写真集「家」や、東日本大震災...
篠(しの)を束(つか)・ねる
篠竹を束ねたように、多量の雨が激しく降るさまにいう語。しのをたばねる。
篠(しの)を突(つ)・く
篠竹を突き立てるように雨の勢いが強く激しいさまにいう語。しのつく。「—・く大雨」 [補説]雨が静かに降るさまの意で使うのは誤り。