こめ‐かわせ【米為替】
中世、為替の方法で米を売買・譲渡すること。
こめ‐がし【米河岸】
江戸時代、米問屋の店や倉庫が立ち並んでいた河岸。
こめ‐がや【米茅】
イネ科の多年草。山地の林下に生え、高さ約40センチ。葉は細長い。夏、茎の先の片側に、米粒に似た穂を1列につける。すずめのこめ。
こめ‐きって【米切手】
江戸時代、諸藩の蔵屋敷が、蔵米の売却にあたって発行した払い米の保管証書。正米(しょうまい)切手。米札(べいさつ)。
こめくい‐どり【米食鳥】
スズメ目ムクドリモドキ科の鳥。全長約18センチ。雄は顔から腹にかけて黒く、後頭部が薄茶色で、肩・腰が白い。雌は全体に茶色。北アメリカに分布。ボボリンク。
こめくい‐むし【米食い虫】
1 コクゾウムシの別名。 2 食べるだけで、何の働きもない人。役に立たない人をあざけっていう語。ごくつぶし。
こめ‐ぐら【米蔵】
米の倉庫。よねぐら。よなぐら。
こめ‐こ【米粉】
米を粉末にしたもの。こめのこ。
こめ‐こうじ【米麹】
蒸し米にコウジカビを繁殖させて作った麹。糖化力が強く、清酒・甘酒や米味噌などの製造に用いる。
こめこ‐パン【米粉パン】
小麦粉の代わりに米の粉末を用いたパン。作り方は一般的なパンと同じで、塩・酵母などを加え発酵させてから焼く。弾性をもたせるため、小麦グルテンを添加することもある。