せいしん‐しゅぎ【精神主義】
1 物質的なものよりも精神的なものに優位性を認める立場。 2 精神力を集中的に駆使すれば、物質的諸事象を統御できるとする考え方。精神論。
せいしんしゅよう‐い【精神腫瘍医】
悪性腫瘍の患者とその家族、および医療従事者の心理的・精神的症状に対する診療を専門とする医師。サイコオンコロジスト。→精神腫瘍科
せいしんしゅよう‐か【精神腫瘍科】
悪性腫瘍の患者・家族、および医療従事者の心理・精神面に関する診療を行う部門。不安・不眠・抑鬱・適応障害・譫妄(せんもう)などの症状や、家族の心理的問題などに幅広く対応する。→サイコオンコロジー
せいしんしゅよう‐がく【精神腫瘍学】
⇒サイコオンコロジー
せいしん‐しょうがい【精神障害】
精神に異常のみられる状態。脳の器質的変化や機能的障害によって、さまざまな精神・身体症状や行動の変化が現れる状態。 [補説]精神病・神経症・統合失調症・妄想性障害・気分障害などの精神疾患や、精神に...
せいしん‐しんけいしょう【精神神経症】
神経症のうち、感情状態が身体症状の形をとって現れる器官神経症以外のもの。
せいしんしんたい‐いがく【精神身体医学】
心因性の身体疾患や、慢性身体疾患で精神的負担が大きい場合などに、精神的側面から治療・研究を試みる医学の分野。心身医学。
せいしん‐じょうたい【精神状態】
精神のありさま。感情・気分の安定性・明暗などのぐあい。「—がよくない」
せいしん‐すいじゃく【精神衰弱】
フランスの精神医学者ピエール=ジャネの用語。不安症状・強迫症状を示す、体質性の神経衰弱をいう。青年期に多くみられ、有効・適切な行動がとれず、なにをしても完全であるという感じがなく、内省ばかりして...
せいしん‐せいかつ【精神生活】
1 人間の生活のうちの精神的な側面。 2 物質よりも精神面を重視する生き方。