き【紀】
地質時代の区分単位の一。代(だい)をいくつかに区分したもの。さらに世(せい)に分けられる。デボン紀・ジュラ紀・第四紀など。 「日本書紀」の略。 「紀伊(きい)」の略。
き【紀】
姓氏の一。 [補説]「紀」姓の人物紀女郎(きのいらつめ)紀海音(きのかいおん)紀貫之(きのつらゆき)紀時文(きのときぶみ)紀友則(きのとものり)紀内侍(きのないし)紀長谷雄(きのはせお)紀淑望(...
き【紀】
[音]キ(呉)(漢) [訓]のり しるす [学習漢字]5年 1 筋道をきちんと立てたおきて。「紀律/官紀・軍紀・校紀・綱紀・風紀」 2 筋道や順序を追って整理・記録する。「紀行・紀要・紀伝体」 ...
きい【紀伊】
旧国名の一。和歌山県全域と三重県の一部とにあたる。紀州。紀国(きのくに)。
きい‐おおしま【紀伊大島】
和歌山県南部にある島。→大島
きい‐け【紀伊家】
⇒紀州家(きしゅうけ)
きい‐さんち【紀伊山地】
紀伊半島の大半を占める山地。山容は壮年期地形の険しさを示す。最高峰は大峰山にある八剣山(はっけんざん)で、標高1915メートル。 [補説]吉野・大峰(吉野山、吉野水分神社、金峰神社、金峰山寺、吉...
きい‐すいどう【紀伊水道】
紀伊半島と四国との間にある海峡。南部は太平洋に続き、北部は瀬戸内海と通じる。
きいぞくふどき【紀伊続風土記】
紀伊国の地誌。文化3年(1806)、江戸幕府の命により、紀州藩が藩内学者に編ませたもの。儒学者、仁井田好古を主任とし、仁井田長群・本居内遠・加納諸平などが編纂(へんさん)に携わり、天保10年(1...
きい‐の‐くに【紀伊国】
⇒紀伊