しん‐こう【深紅】
1 ⇒真紅(しんく) 2 礬土(ばんど)に動物性色素のコチニールを加えて製する紅色の絵の具。クリムソンレーキ。
じょ‐こう【女功/女紅】
女性の手仕事。機織り・裁縫など。
じんざ‐もみ【甚三紅】
承応年間(1652〜1655)京都長者町の桔梗屋甚三郎(ききょうやじんざぶろう)が、茜(あかね)で染め出した紅梅色の平絹。女性の和服の胴裏に用いる。また、その色。中紅(ちゅうもみ)。
せん‐こう【浅紅】
薄い紅色。うすくれない。ももいろ。淡紅。
せん‐こう【鮮紅】
鮮やかな紅色。緋色(ひいろ)。「—色」
せんし‐ばんこう【千紫万紅】
さまざまの色。また、色とりどりの花の咲き乱れていること。千紅万紫。「—の南海の楽園」
せんにち‐こう【千日紅】
センニチソウの別名。
たい‐こう【退紅/褪紅】
1 薄紅(うすくれない)の染め色。あらぞめ。 2 薄紅色に染めた狩衣(かりぎぬ)。仕丁(じちょう)などが着用した。
たまご‐べに【卵紅】
歌舞伎の小道具の一。卵の殻に小さな穴をあけて血紅(のりべに)を入れたもの。血を見せる場面で、これをつぶして用いる。
たん‐こう【丹紅】
赤い色。くれない。