す‐かんぴん【素寒貧】
[名・形動]貧乏で何も持たないこと。まったく金がないこと。また、そういう人や、そのさま。「給料前で—な(の)状態」
す‐がお【素顔】
1 化粧をしていない、地のままの顔。 2 飾らないありのままの姿。「日本の—」「スター選手の—」
す‐がき【素書(き)/素描(き)】
彩色を加えないで線だけで描くこと。また、その絵。デッサン。素描(そびょう)。
す‐がけ【素懸】
近世の甲冑(かっちゅう)の威(おどし)の一。間隔を置いて、上から下に粗く菱綴(ひしとじ)につづるおどし方。
す‐がたり【素語り】
1 三味線の伴奏なしに浄瑠璃(じょうるり)を語ること。 2 「素浄瑠璃(すじょうるり)」に同じ。
す‐がめ【素瓶】
素焼きのかめ。
す‐ぐち【素口/虚口】
何も食べないこと。また、空腹であること。「—にては福楽無し」〈盛衰記・一八〉
す‐けん【素見】
品物や遊女を見るだけで買わないこと。また、その人。ひやかし。そけん。
すけん‐ぞめき【素見騒き】
遊里をひやかしてうろつくこと。また、その人。ひやかし。ぞめき。「—の客は気がつかないらしく」〈荷風・濹東綺譚〉
すげ‐な・い【素気無い】
[形][文]すげな・し[ク]愛想がない。思いやりがない。そっけない。「—・く断られる」「—・い返事」 [派生]すげなさ[名]