あじさい【紫陽花】
ガクアジサイから日本で改良された園芸品種。高さ1〜1.5メートルの落葉低木。葉は大きな楕円形。初夏、淡青色から淡紫紅色に変わる萼(がく)のある小花が、球状に集まって咲く。庭木にする。八仙花(はっ...
あじさい‐でら【紫陽花寺】
境内に多くのアジサイが植えられている寺院、また、アジサイの名所である寺院の通称。神奈川県鎌倉市の東慶寺・長谷寺、京都府宇治市の三室戸寺などが有名。
げんげ【紫雲英/翹揺】
レンゲソウの別名。《季 春》「とぶ鮒を—の中に押へけり/秋桜子」
し【紫】
[常用漢字] [音]シ(呉)(漢) [訓]むらさき 〈シ〉むらさき。「紫煙・紫紺・紫斑(しはん)・紫外線/紅紫」 〈むらさき〉「紫色/青紫・若紫」 [難読]紫陽花(あじさい)・紫雲英(げんげ)
し‐うん【紫雲】
紫色の雲。念仏行者が臨終のとき、仏が乗って来迎(らいごう)する雲。吉兆とされる。
しうんえい【紫雲英】
レンゲソウのこと。
しうん‐ざん【紫雲山】
香川県中央部、高松市市街地の西にある山。標高200メートル。東麓に国指定特別名勝の栗林(りつりん)公園があり、その借景となっている。
し‐い【紫衣】
⇒しえ(紫衣)
し‐え【紫衣】
紫色の袈裟(けさ)および法衣の総称。古くは勅許によって着用した。紫甲。しい。
しえ‐じけん【紫衣事件】
寛永4年(1627)朝廷に対する江戸幕府の優越を示した事件。後水尾天皇が大徳寺・妙心寺の僧に与えた紫衣着用の勅許を幕府が無効であるとし、これに抗議した大徳寺の沢庵らを処罰した。