ほそ‐なが【細長】
[名・形動] 1 細くて長いこと。また、そのさま。「—な(の)眉(まゆ)」 2 貴族の女性の衣服。身幅が狭く、丈が長いもの。袿(うちき)に似ているが大領(おおくび)がない。多く若い女性が袿の上に...
ほそ‐なが・い【細長い】
[形][文]ほそなが・し[ク] 1 細くて長い。「—・い土地」 2 細々と長く続くさま。「—・く商売する」
ほそぬた‐うなぎ【細沼田鰻】
ヌタウナギ科の魚。全長約50センチ。体は細長く、暗藍紫色。相模湾や駿河湾の深海にすむ。メクラウナギとよばれていたが、日本魚類学会が平成19年(2007)1月に改名した。
ほそ‐ぬの【細布】
1 幅の狭い布。奥州の特産であった。「一生の願ひに—の赤ふんどし一筋ほしや」〈浮・織留・六〉 2 「細布衣(ごろも)」の略。「十七八は棹(さを)に干いた—」〈虎寛狂・節分〉
ほそぬの‐ごろも【細布衣】
細布1で作った衣服。「袖狭き—」〈謡・鉢木〉
ほそ‐ね【細根】
1 細い根。 2 「細根大根」の略。
ほそね‐だいこん【細根大根】
ダイコンの一品種。根が細く、葉も小さい。秦野(はだの)大根。野大根。
ほそ‐はぎ【細脛】
細いすね。やせた肉付きの悪い脚。「—の力を試さんとかちよりぞ行く」〈鹿島紀行〉
ほそ‐びき【細引き】
1 麻などを縒(よ)って作った細い縄。細引き縄。「荷物に—をかける」 2 刺し身などで、身を細長く切ったもの。
ほそびき‐あみ【細引き網】
1 細引き1で編んだ漁網。 2 江戸時代、罪人を護送する駕籠(かご)に、逃亡を防ぐため上からかけた網。