おわり【終(わ)り】
1 物事が終わること。また、終わろうとするところ。最後。しまい。果て。「話はこれで—だ」「週の—の二日」⇔始め。 2 一生の最後。死。臨終。終焉(しゅうえん)。
おわりなきさくてき【終わりなき索敵】
谷甲州の長編SF小説。航空宇宙軍史シリーズの作品の一。平成5年(1993)刊。翌平成6年(1994)、第25回星雲賞受賞。
おわりなきたび【終わりなき旅】
井出孫六の著書。中国残留孤児を描いた長編ルポルタージュ。昭和61年(1986)刊行。同年、第13回大仏(おさらぎ)次郎賞受賞。副題は「中国残留孤児の歴史と現在」。
おわり‐ね【終(わ)り値/終値】
取引所で、立会時間の最後に行われる取引で成立した値段。特に、後場の最後の取引で成立した値段のこと。⇔始値。→大引け値段 [補説]大引けで売買が成立しない場合は、大引け値段は存在せず、ザラ場で最後...
おわりね‐かんよ【終(わ)り値関与】
特定の銘柄の終値を意図的に高くまたは安くするために、取引終了間際に売買の注文を出し、約定させること。繰り返し行うと、金融商品取引法で禁止されている変動操作取引とみなされるおそれがある。
おわり‐はつもの【終(わ)り初物】
野菜や果物で、多く出回る時期が過ぎてから成熟したものを、初物と同様に珍重していう語。穏座(おんざ)初物。末の初物。
終(お)わり良(よ)ければすべて良(よ)し
物事は、結末さえよければ、発端・過程がまずくても問題にならないということ。
終(お)わりを告(つ)・げる
1 終わりになる。終了する。「大会もあと二日で—・げる」 2 終わりの来たことを知らせる。「一年の—・げる除夜の鐘」
終(お)わりを全(まっと)う・する
最後まできちんとやり遂げて、恥ずかしくないようにする。