いちぶ‐しじゅう【一部始終】
1 《2が原義》成り行きの初めから終わりまで。顛末(てんまつ)。一伍一什(いちごいちじゅう)。「—を詳しく話す」 2 書物の初めから終わりまで全部。「学問すべしと言へばとて—を心得渡し」〈一言芳談〉
いや‐はて【弥終】
いちばんの果て。最終。最後。「句聖(くひじり)の死をなげきつつ—のしら梅の句をすがしむわれは」〈吉井勇・玄冬〉
ご‐りんじゅう【御臨終】
「臨終」の尊敬語。
さい‐しゅう【最終】
1 いちばん終わり。「いよいよ—の局面を迎える」「—目標」⇔最初。 2 その日、最後に運行されるバス・電車・汽車・飛行機など。「—に間に合う」
さい‐しゅう【歳終】
1年の終わり。歳末。年末。
サ‐しゅう【サ終】
[名](スル)俗に、「サービス終了」の略。特に、オンラインゲームなど、インターネット上のサービスが終了することについていう。「好きなゲームが—する」
し‐じゅう【始終】
[名] 1 物事の始めと終わり。「—本末を思考せずして事を起こす者は」〈織田訳・花柳春話〉 2 事柄の成り行きの、始めから終わりまでの全部。「事件の—を語る」「一部—」 3 始めから終わりまで...
しゅう【終】
[音]シュウ(漢) [訓]おわる おえる つい ついに [学習漢字]3年 1 おわる。おえる。おわり。「終焉(しゅうえん)・終演・終業・終局・終結・終始・終戦・終盤・終了/始終・有終・臨終」 2...
すえ‐しじゅう【末始終】
1 (副詞的にも用いる)行く末長い間。のちのちまで。「那(ああ)いう辛抱人へ還った方が—の為だぜ」〈風葉・世間師〉 「ほんとうに—見捨てないで頂戴よ」〈荷風・腕くらべ〉 2 最後。最終。「—はど...
つい【終/遂/竟】
物事のおわり。終局。最後。また、生命のおわり。多く、「ついの」の形で用いる。「—のすみか」→終(つい)に「相生町の二階で半蔵が送る—の晩も来た」〈藤村・夜明け前〉