かい‐しつ【改質】
ガソリンなどの炭化水素の組成・性質を改良すること。重質ナフサを加熱あるいは触媒を用いて、芳香族成分を多く含むオクタン価の高いガソリンにすることなど。リフォーミング。
かい‐すい【海水】
海の水。ナトリウム塩・カルシウム塩を主成分とする多くの無機塩類を重量比で約3.5パーセント含み、含有成分の濃度は海域により異なるが、組成は一定している。
かい‐チタンせき【灰チタン石】
基本的な化学組成をチタン酸カルシウム(CaTiO3)とする複酸化物からなる鉱物。高温で等軸晶系、低温でペロブスカイト構造という結晶構造をとる。超塩基性岩、アルカリ深成岩、キンバーライト中などに産...
かがく‐しき【化学式】
元素記号を用いて、物質の組成・構造などを表示する式。実験式・分子式・示性式・構造式などがある。
かがく‐そせい【化学組成】
ある物質を構成する元素や化合物などの化学成分が、それぞれどれくらいの比率で含まれているかを示したもの。組成式で表したり、各化学成分の質量、体積、物質量の百分率を用いたりする。
かがく‐とくいせい【化学特異星】
外層大気の化学組成の違いによって通常の恒星と異なるスペクトルを示す特異星の一種。ある特定の元素の輝線や吸収線が見られ、強い磁場をもつものもある。
かがく‐ぶんせき【化学分析】
物質固有の化学的性質を利用して、その成分や組成などを知る操作。定性分析と定量分析に大別される。
かがくりょう‐ろん【化学量論】
物質の化学的組成と物理的性質との間の数量的な関係を研究する化学の一部門。初めは、質量保存の法則・定比例の法則・気体反応の法則などを対象とした。
かく【格】
[音]カク(漢) コウ(カウ)(慣) ゴウ(ガウ)(慣) キャク(呉) [訓]いたる いたす ただす [学習漢字]5年 〈カク〉 1 組成された物事の本質をなすもの。「骨格・人格・性格・体格」...
かくせん‐せき【角閃石】
1 ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・アルミニウムなどを含み、組成が変化に富む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。単斜晶系または斜方晶系。透閃石・直閃石・緑閃石など多くの種類がある。 2 普通角閃石...