チャンドラヤーン‐いちごう【チャンドラヤーン一号】
インド初の月探査機。サンスクリット語で「月の乗り物」を意味する。2008年10月に国産ロケットPSLV-XLで打ち上げられた。各種センサーを搭載し、2年間にわたって月表面の地形や元素組成の調査を...
てんたい‐ぶつりがく【天体物理学】
天体の物理的状態を研究する天文学または物理学の一部門。天体の光度・スペクトルなどをもとに、その組成や温度・圧力などを導き、物理学の諸法則から内部構造や恒星・銀河・宇宙の進化などを研究する。天文物理学。
てんねん‐ばいち【天然培地】
動植物の煮出し汁や腐植質の抽出液などの天然物からつくられる培地。組成が偏る場合がある。→合成培地
てんのうせいがた‐わくせい【天王星型惑星】
太陽系の8惑星のうち、天王星・海王星の2星。コアの外側に水やメタンの氷がマントルを形成する天体。惑星探査による組成分析が進む前は、木星型惑星に分類されていた。巨大氷惑星。アイスジャイアント。→地...
てんもん‐がく【天文学】
天体の位置・運動・性状や化学組成・進化などと、宇宙の構造・進化などを研究する学問。位置天文学・天体物理学・天体力学に大別される。
デーサイト【dacite】
花崗閃緑岩(かこうせんりょくがん)に相当する化学組成をもつ火山岩。斑晶は斜長石・石英・角閃石・黒雲母などからなり、石基はガラス質ないし微細な結晶質。石英安山岩。
とくい‐せい【特異星】
通常の恒星と異なる特殊なスペクトルを示す星の総称。外層大気の化学組成の違いに由来するものと、大気の構造や運動に起因するものなどがある。前者の代表例は化学特異星、後者の代表例はウォルフライエ星が知...
どうか‐さよう【同化作用】
1 マグマが周囲の岩石を取り込んだり、周囲の岩石と反応したりして、組成の異なるマグマになる作用。 2 「同化3」に同じ。
どう‐けい【同形】
1 形が同じであること。同じ形。「—異種」 2 類似する化学組成をもつ物質が同じ結晶構造と結晶形を示すこと。方解石CaCO3と菱苦土石MgCO3とが、方解石型の結晶構造をとり三方晶系を示すなど。...
ねつ‐かくさん【熱拡散】
混合流体の内部に温度差があるとき、各成分流体それぞれが少しずつ一方の方向に移動して、全体の成分組成が拡散する現象。ふつう重い分子が低温側に移動する。気体の熱拡散は、同位体の分離などに利用。温度拡散。