じゃしょう‐いちにょ【邪正一如】
仏語。邪と正とはもとを正せば一つの心から出ていて、結局同一のものであるということ。善悪不二。
じゅうじ‐ぐん【十字軍】
11世紀末から13世紀にかけて、聖地エルサレムをイスラム教徒から奪回するため、前後8回にわたり行われた西欧キリスト教徒による遠征。信仰上の動機や教皇権拡大の意図などのほか、やがて東方貿易の利益な...
柔(じゅう)能(よ)く剛(ごう)を制(せい)す
《「三略」上略から》しなやかなものは、かたくて強いものの鋭い矛先を巧みにそらして、結局は勝利を得る。転じて、柔弱なものが、かえって剛強なものに勝つ。
すか
1 物事が予期どおりにならないこと。あてはずれ。「今度のイベントは結局—だった」 2 くじなどの、はずれ。 [補説]語源については、「すかたん」の略、「透かす」または「賺す」の語幹からなどの説がある。
すずきぼうちょう【鱸庖丁】
狂言。伯父に鯉(こい)の調達を頼まれた甥(おい)がカワウソに食われたとうそを言うので、伯父も、鱸を食べさせると言って料理法を長々と述べ、結局何も出さずに追い返す。
責(せ)め一人(いちにん)に帰(き)・す
すべての責任は、結局その統率者にある。
せん【詮】
1 なすべき手段、方法。せんかた。「泣くより外に—がなかったのだろう」〈左千夫・野菊の墓〉 2 効果。価値。かい。ききめ。「後悔しても—のないことだ」 3 煎じつめたところ。結局。「申し受くると...
詮(せん)ずる所(ところ)
《「所詮(しょせん)」の訓読語》せんじつめて考えるに。要するに。結局。所詮。「—教師も一人の人間である」
詮(せん)ずるに
つきつめて考えてみるに。つまりは。結局は。「—敗因はチームワークの欠如に帰する」
大欲(たいよく)は無欲(むよく)に似(に)たり
1 大望を抱く者は、小さな利益などを顧みないから、一見無欲のように見える。 2 欲の深い者は、欲のために目がくらんで損を招きやすく、結局無欲と同じ結果になる。