え‐ざら【絵皿】
1 大皿などに鑑賞用の絵を描いて装飾・調度としたもの。 2 日本画で、絵の具を水や膠(にかわ)とまぜるのに用いる皿。
え‐し【絵師/画師】
1 絵かき。画家。 2 (画師)律令制で、中務省(なかつかさしょう)画工司(えだくみのつかさ)に属して絵画制作に従事した工人。宮殿・寺院の建立、調度の敷設などに際し、装飾・文様・彩色に携わった。...
えしぞうし【絵師草紙】
鎌倉時代の絵巻。1巻。伊予国を賜った喜びがはかなくついえ、仏道に志すようになる貧乏絵師の身の上を、滑稽(こっけい)味を交えて自由な筆致で描いたもの。えしのそうし。
え‐じぐち【絵地口】
絵を主にして、地口を添えたもの。祭礼のときの地口行灯(あんどん)などに使われた。
え‐じま【絵島】
兵庫県淡路島、岩屋港の南東にある岩。月の名所。[歌枕]「さよ千鳥ふけひの浦に音づれて—がいそに月傾ぶきぬ」〈千載・雑上〉
え‐すがた【絵姿】
絵にかいた姿。画像。
えすがた‐にょうぼう【絵姿女房】
昔話の一。百姓の美しい妻が、その絵姿を見た殿様に連れて行かれるが、機知を働かせて殿様と夫を入れかえる。
え‐すごろく【絵双六】
絵入りのすごろく。今日普通にいうすごろくをさす。《季 新年》
え‐ず【絵図】
1 家屋・土地・庭園などの平面図。絵図面。 2 絵。絵画。
え‐ずめん【絵図面】
家屋や土地・庭園などの平面図。図面。絵図。