え‐さがし【絵探し】
絵の中に、ちょっと見ただけではわからないように他のものの形を描き込んであるのを探し出す遊び。また、その絵。
え‐ざら【絵皿】
1 大皿などに鑑賞用の絵を描いて装飾・調度としたもの。 2 日本画で、絵の具を水や膠(にかわ)とまぜるのに用いる皿。
え‐し【絵師/画師】
1 絵かき。画家。 2 (画師)律令制で、中務省(なかつかさしょう)画工司(えだくみのつかさ)に属して絵画制作に従事した工人。宮殿・寺院の建立、調度の敷設などに際し、装飾・文様・彩色に携わった。...
えしぞうし【絵師草紙】
鎌倉時代の絵巻。1巻。伊予国を賜った喜びがはかなくついえ、仏道に志すようになる貧乏絵師の身の上を、滑稽(こっけい)味を交えて自由な筆致で描いたもの。えしのそうし。
え‐じぐち【絵地口】
絵を主にして、地口を添えたもの。祭礼のときの地口行灯(あんどん)などに使われた。
えじま【江島/絵島】
[1681〜1741]江戸城大奥の女中。7代将軍徳川家継の母月光院に仕えた。歌舞伎役者生島新五郎(いくしましんごろう)との恋愛事件のかどで、信濃高遠(たかとお)に流された。
え‐じま【絵島】
兵庫県淡路島、岩屋港の南東にある岩。月の名所。[歌枕]「さよ千鳥ふけひの浦に音づれて—がいそに月傾ぶきぬ」〈千載・雑上〉
え‐すがた【絵姿】
絵にかいた姿。画像。
えすがた‐にょうぼう【絵姿女房】
昔話の一。百姓の美しい妻が、その絵姿を見た殿様に連れて行かれるが、機知を働かせて殿様と夫を入れかえる。
え‐すごろく【絵双六】
絵入りのすごろく。今日普通にいうすごろくをさす。《季 新年》