とび‐ざや【飛び紗綾】
紗綾(さや)の一種で地が厚く、飛び飛びに花模様のある織物。
なみ‐の‐あや【波の綾】
さざ波の立つさまを綾織物に見立てた語。「御几帳の裾ども川風に涼しさまさりて、—もけざやかに見えたるに」〈栄花・初花〉
ひがき‐あや【檜垣綾】
檜垣2に菊花文様を織り出した綾。
ふせん‐りょう【浮線綾】
1 文様を浮き織りにした綾(あや)。 2 文様の名。丸文で、内部を4分割し、唐花(からはな)を四方に配したもの。→臥蝶(ふせちょう)の丸
ふた‐あや【二綾】
2色の糸で織った綾。「彼方(をちかた)の—裏沓(したぐつ)」〈万・三七九一〉
ら‐りょう【羅綾】
うすぎぬとあやおり。また、高級な美しい衣服。綾羅。
りょう【綾】
[人名用漢字] [音]リョウ(呉)(漢) リン(唐) [訓]あや 〈リョウ〉模様のある絹織物。あやぎぬ。あや。「綾羅」
〈あや〉「綾絹・綾錦(あやにしき)」 [難読]綾子(りんず)
りん【綾】
⇒りょう