きんきゅう‐じたい【緊急事態】
1 すみやかな対応が必要とされる重大な事態。「—が発生する」 2 大規模な災害や騒乱などが発生して、治安上差し迫った危険が存在する状態。→緊急事態宣言
きんきゅうじたい‐おうきゅうたいさく【緊急事態応急対策】
原子力緊急事態が発生した場合に、災害の拡大を防止するために、原子力災害対策特別措置法に基づいて実施される措置。原子力緊急事態宣言の発出、災害に関する情報収集・伝達、避難勧告・指示、放射線量の測定...
きんきゅうじたいおうきゅうたいさく‐きょてんしせつ【緊急事態応急対策拠点施設】
原子力災害が発生した際に、国・都道府県・市町村および原子力事業者などの関係者が集まり、情報共有・意思統一を図りながら対策活動を推進するための拠点となる施設。平成12年(2000)、原子力災害対策...
きんきゅうじ‐たいおうけいかく【緊急時対応計画】
⇒コンティンジェンシープラン
きんきゅうじたいおう‐センター【緊急時対応センター】
原子力施設で災害が発生した場合に、政府の対策拠点となる機関。原子力緊急事態の発生時には国の原子力災害対策本部の事務局が設置される。旧原子力安全・保安院に設置されていたが、同院の廃止に伴い、原子力...
きんきゅうじたいさくしえん‐システム【緊急時対策支援システム】
原子力災害の発生時に事故の状態を迅速に把握し、解析予測をするシステム。原子力発電所内の各機器の状態を遠隔から監視し、起こり得る事故事象をあらかじめ解析した知識データベースによる状況判断とコンピュ...
きんきゅうじたい‐じょうこう【緊急事態条項】
戦争・テロ・大規模災害などの非常事態が発生した場合に、政府や国会の権限を一時的に強化する規定。平成28年(2016)現在、日本国憲法には定められていない。
きんきゅうじたい‐せんげん【緊急事態宣言】
内閣総理大臣が、緊急事態2の際に発する布告。 1 警察法で、内閣総理大臣が国家公安委員会の勧告に基づき、全国または一部の地域について発するもの。布告後は、内閣総理大臣が一時的に警察を統制する。 ...
きんきゅう‐じどうしゃ【緊急自動車】
道路交通法で、消防用・救急用自動車や公安委員会が指定する警察用・自衛隊用自動車などで、緊急の用務のために運転中のもの。一般車に対する優先、有料道路の無料通行などが認められる。
きんきゅうじ‐ひなんじゅんびくいき【緊急時避難準備区域】
平成23年(2011)3月に発生した福島第一原発事故に伴い、政府が住民に対して、いつでも屋内退避や避難が行えるように準備をしておくことを求めた区域。福島県広野町・楢葉町・川内村、および田村市と南...