せき‐い【赤緯】
赤道座標における緯度。赤道から北はプラス、南はマイナスの符号をつけて表す。
たて‐ぬき【経緯】
1 機(はた)の縦糸と横糸。けいい。 2 縦と横。けいい。 3 事の始終。すべて。「源氏、狭衣—に覚え、歌詠み、連歌を好みて」〈十訓抄・一〉
たて‐よこ【縦横/経緯】
1 たてとよこ。よこたて。 2 たて糸とよこ糸。たてぬき。
なん‐い【南緯】
赤道から南の緯度。⇔北緯。
ぬき【緯】
《「貫」と同語源》 1 織物の横糸。ぬきいと。 2 横に通っているもの。よこすじ。
ねり‐ぬき【練貫/練緯】
1 縦糸に生糸、横糸に練り糸を用いた平織りの絹織物。練り。 2 「練貫酒」の略。
ひ‐の‐よこ【日の緯】
西。西の方向。「畝傍(うねび)のこの瑞山(みづやま)は—の大(おほ)き御門に」〈万・五二〉
ほく‐い【北緯】
赤道から北の緯度。⇔南緯。
まんようい【万葉緯】
江戸中期の編注書。20巻。今井似閑(いまいじかん)著。享保2年(1717)ごろ成立か。万葉集の注釈に役立つ古歌・古文を集め、注を施したもの。
よこ‐いと【横糸/緯/緯糸】
織物の横方向に通っている糸。縦糸に直角に織り込まれる。ぬきいと。ぬき。⇔縦糸。