にせ‐の‐えん【二世の縁】
《親子は一世、夫婦は二世、主従は三世の縁があるというところから》夫婦の縁。
ぬれ‐えん【濡れ縁】
雨戸の敷居の外側に設けられた雨ざらしの縁側。
のう‐えん【能縁】
仏語。客観を認識する主観。⇔所縁。
の‐ぶち【野縁】
天井裏などの隠れている部分に用いる細長い材。
はま‐えん【浜縁】
神社などの向拝の階段下にある縁または床。浜床(はまゆか)。
はん‐えん【攀縁】
[名](スル) 1 物にすがってよじのぼること。また、人を頼りにして立身出世をはかること。「権家の門に出入し、官府間に—するの徒与の為に」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉 2 心が対象によって働きを起こす...
ひら‐ぶち【平縁】
天井板や下見板などに用いる、断面が長方形の平たい押し縁。
ひろ‐えん【広縁】
1 幅の広い縁側。 2 「広庇(ひろびさし)」に同じ。
ふ‐えん【不縁】
1 夫婦・養子などの縁組が切れること。離縁になること。「釣り合わぬは—のもと」 2 縁組がまとまらないこと。縁のないこと。「見合いの相手と—になる」
ふか‐べり【深縁】
畳・ござなどのへりを広くすること。また、そのへり。