いち‐る【一縷】
1 1本の糸。また、そのように細いもの。「船は—の黒烟を波上に残し」〈鉄腸・南洋の大波瀾〉 2 ごくわずかであること。ひとすじ。「—の望みを残す」
うし‐はこべ【牛繁縷】
《「牛」は大きい意》ナデシコ科の越年草・多年草。田野や道端に生え、高さ約50センチ。茎は赤みを帯びる。葉は卵形で先がとがり、対生。初夏、白い5弁花をつける。《季 春》
きん‐る【金縷】
金の糸。また、金色の糸。
ぎん‐る【銀縷】
銀の糸。また、銀色の糸。
しこたん‐はこべ【色丹繁縷】
ナデシコ科の多年草。高山に生え、高さ5〜20センチ。基部から分枝して叢生(そうせい)する。夏、白色の5弁花が咲く。
しょくめい‐る【続命縷】
「薬玉(くすだま)1」に同じ。
ちょうめい‐る【長命縷】
古代中国で、端午に飾る5色の糸。日本の薬玉(くすだま)の類。
はこべ【繁縷/蘩蔞】
ナデシコ科の越年草。道端などに生え、高さ10〜30センチ。茎は斜め上に伸び、緑色で柔らかく、卵形の葉が対生する。春から夏にかけ、多数の白い花をつける。花びらは5枚で、深く二つに裂ける。春の七草の...
はこべら【繁縷/蘩蔞】
ハコベの別名。《季 春》
ばん‐る【万縷】
いろいろな細かい事柄。