かのこ‐ぬい【鹿の子繍】
刺繍(ししゅう)で、鹿の子絞りのような模様をみせる方法。絞り縫い。
きん‐しゅう【錦繍/錦綉】
1 錦(にしき)と、刺繍(ししゅう)を施した織物。 2 美しい織物・衣服。「—を身にまとう」 3 美しい紅葉や花のたとえ。「—の山々」 4 美しい字句や文章のたとえ。「—を重ねた文章」
こぎん‐ししゅう【小巾刺繍】
「こぎん刺し」に同じ。
し‐しゅう【刺繍】
[名](スル)種々の糸を用いて、布地の表面に絵や模様を縫い表すこと。縫い取り。「ハンカチにイニシャルを—する」
しゅう【繍】
[人名用漢字] [音]シュウ(シウ)(漢) [訓]ぬいとり 模様や文字を糸で縫い込む。ぬいとり。「繍帳/錦繍・刺繍」 [補説]人名用漢字表(戸籍法)の字体は「繡」。
スウェーデン‐ししゅう【スウェーデン刺繍】
布地の表側の織り目をすくって模様を表す刺繍。浮き織りになったものや布目の数えやすい布地を用いる。
にほん‐ししゅう【日本刺繍】
日本の伝統的な刺繍。刺繍台や角枠・丸枠を用い、主に絹地に多彩な絹糸や金糸・銀糸で風景・花鳥などの図柄を刺す。平繍(ひらぬい)・刺繍(さしぬい)・相良繍(さがらぬい)などの技法がある。
ひら‐ぬい【平縫い/平繍】
日本刺繍(ししゅう)で、糸と糸との間隔をあけずに縫い埋める刺し方。
フランス‐ししゅう【フランス刺繍】
欧風刺繍の通称。特に、リンネルなどに枠を用いて刺したもの。
ぶん‐しゅう【文繍】
美しい模様のぬいとり。また、それを施した衣服。