こう‐ろう【紅楼】
朱塗りのたかどの。美人のいる富家や妓楼などをさしていう。
こ‐がお【小顔】
(女性の)顔の小さいこと。美人の条件とされる。 [補説]平成9年(1997)前後からの流行。顔(頭部)の小さい方がスタイルがよく見えるからという。比較の問題で基準値などはない。
こ‐さい【瓠犀】
ひさごの種(たね)。美人の歯並びのよい白い歯をたとえていう語。
こし‐ぼそ【腰細】
[名・形動] 1 腰がほっそりとしていること。また、そのさま。美人の形容。「—な和服姿」 2 「腰細蜂(こしぼそばち)」の略。
こち‐こち
[副] 1 かたい物をたたく音、また、かたい物とかたい物とが触れ合う音を表す語。「細い杖の先で合土(たたき)の上を—叩いて」〈漱石・虞美人草〉 2 時計が時を刻む音を表す語。かちかち。「時計が...
こまち【小町】
小野小町(おののこまち)のこと。 1 《が美人だったというところから》評判の美しい娘。小町娘。多く、その女性の住んでいる土地の名をつけてよぶ。 2 能面の一。老女の面。
こまち‐むすめ【小町娘】
美人と評判の高い娘。小町。
ごう‐たん【毫端】
1 毛の先端。また、きわめて微細なもののたとえ。 2 筆のさき。「—に泥を含んで双手に筆を運(めぐ)らし難き心地」〈漱石・虞美人草〉
ごりょう‐にん【御寮人】
1 中流町家の娘または若い妻。主として上方で用いられる。ごりょうにんさん。ごりょうはん。ごりょんさん。「ああ、—さん、お出でやす」〈上司・鱧の皮〉 2 貴人の子息・息女をいう尊敬語。室町時代以降...
さい‐よう【細腰】
女の腰の細くてしなやかなこと。美人の形容に用いられる。やなぎごし。