いちねん‐ぎ【一念義】
浄土宗の一派で、法然(ほうねん)門下の幸西らの異端的主張。極楽に往生するには信心だけでよく、念仏を必要としないと説く。⇔多念義(たねんぎ)。
いっきょく‐しゅぎ【一極主義】
1か所にすべての力を集中し、他を支配しようとする考え方。「東京—で地方が衰退する」
いっこく‐しゅぎ【一国主義】
⇒単独行動主義
いっさいきょう‐おんぎ【一切経音義】
一切経の難語句について、発音と意味を解説した仏書。 唐の玄応撰。25巻。648年ころ成立。玄応音義。 唐の慧琳(えりん)撰。100巻。783〜807年に成立。慧琳音義。
いんしょう‐しゅぎ【印象主義】
《(フランス)impressionnisme》19世紀後半から20世紀初頭にかけて、フランス絵画に始まり、ヨーロッパに広まった芸術思潮。彫刻・音楽・文学にも及ぶ。自然や事物から受ける感動を忠実に...
えいこくしじんこうぎ【英国詩人講義】
《原題Lectures on the English Poets》ハズリットによる評論。1818年刊。中世から同時代に至る英国の詩人と作品をとりあげている。
えいゆう‐しゅぎ【英雄主義】
⇒ヒロイズム
えいり‐しゅぎ【営利主義】
営利を特に重視して事業を経営しようとする立場。商業主義。
エピクロス‐しゅぎ【エピクロス主義】
1 エピクロスの教説を奉じる立場。 2 快楽主義。享楽主義。
えん‐ぎ【演義】
1 物事の道理や意味をわかりやすくくだいて説明すること。 2 中国で、歴史上の事実をおもしろく脚色し、俗語をまじえて平易に述べた小説。演義小説。「三国志—」