はね‐か・く【羽掻く】
[動カ四]鳥がはねがきをする。「百羽(ももは)がき—・く鴫(しぎ)もわがごとくあしたわびしき数はまさらじ」〈拾遺・恋二〉
はね‐かくし【隠翅虫/羽隠虫】
甲虫目ハネカクシ科の昆虫の総称。体長5〜30ミリ。体は扁平で細長い。前翅(まえばね)は非常に短く、後ろ翅はその下に小さく畳み込まれ、腹部の後方が露出している。幼虫・成虫とも昆虫や腐肉を食べ、アリ...
はね‐がき【羽掻き】
鳥がくちばしで羽をかきつくろうこと。一説に鳥がはばたくこと。「暁の鴫(しぎ)の—百羽(ももは)がき君が来ぬ夜は我ぞ数かく」〈古今・恋五〉
羽(はね)が生(は)えたよう
品物がどんどん売れるようすのたとえ。また、物や金などがどんどん減るようすのたとえ。「—に売れていく」「—に金が出ていく」
はね‐き・る【羽霧る】
[動ラ四]はばたきをして水しぶきをあげる。「埼玉(さきたま)の小埼の沼に鴨そ—・る己が尾に降り置ける霜を払ふとにあらし」〈万・一七四四〉
はね‐ぐるま【羽根車】
水車・タービンなどで、回転軸の周囲に羽根を取り付けたもの。羽根に水や風の力を受けて軸を回転させる。
はねだ【羽田】
東京都大田区の地名。多摩川河口の北岸に位置し、東京湾岸の埋め立て地に東京国際空港がある。
はねだ‐くうこう【羽田空港】
東京国際空港の通称。
はね‐つき【羽根突き/羽子突き】
[名](スル)羽子板で羽根をついて遊ぶこと。また、その遊び。一つのはねを二人以上でつく追い羽根、数をかぞえながら一人でつく揚げ羽根などがある。《季 新年》「島の路狭し—通せんぼ/蓼汀」
はね‐づくろい【羽繕い】
[名](スル)「はづくろい」に同じ。