ほん‐あん【翻案】
[名](スル)既存の事柄の趣旨を生かして作りかえること。特に小説・戯曲などで、原作の筋や内容をもとに改作すること。また、そのもの。「舞台を日本に置き替えて—する」
ほんあん‐けん【翻案権】
著作権の一。著作物を翻案する権利。
ほん‐い【翻意】
[名](スル)決意をひるがえすこと。「—を促す」「ぎりぎりになって—する」
ほん‐いん【翻印】
「翻刻(ほんこく)」に同じ。
ほん‐こく【翻刻】
[名](スル)写本・版本などを、原本どおりに活字に組むなどして新たに出版すること。「古鈔本を—する」
ほん‐しん【翻身】
1 身をひるがえすこと。 2 仏語。迷いを転じてただちに悟ること。
ほん‐じ【翻字】
[名](スル)ある文字体系で書かれたものを、他の文字体系を使って書き換えること。「キリシタン文献を漢字カタカナまじりに—する」
ほん‐ぜん【翻然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 ひるがえるさま。また、ひるがえすさま。「—として話を転じる」 2 急に心を改めるさま。「—として悟る」
ほんぱ‐しき【翻波式】
平安前期の木彫りの仏像にみられる衣のひだの表現形式の一。大きいひだと小さいひだとを交互に表したもので、その断面が波の翻転するさまに似るところからついた名。
ほん‐やく【翻訳】
[名](スル) 1 ある言語で表された文章を他の言語に置き換えて表すこと。また、その文章。「原文を—する」 2 符号やわかりにくい言葉、特殊な言葉などを一般的な言葉に直すこと。「技術用語を—して...