えい‐よう【栄耀】
1 大いに栄えて、はぶりのよいこと。えよう。「—におごる」「—を図る」 2 ぜいたくをすること。えよう。「—の限りを尽くす」
え‐よう【栄耀】
「えいよう(栄耀)」の音変化。「禅宗坊主だって、是よりは口に—をさせて居るだろう」〈漱石・坊っちゃん〉
げん‐よう【炫耀】
[名](スル)光りかがやくこと。また、かがやかせること。「富貴を粧(よそお)い、他人の目を—するを務めとせり」〈中村訳・西国立志編〉
げん‐よう【眩耀】
[名](スル)まばゆいばかりに光りかがやくこと。まぶしくて目がくらむこと。また、目をくらますこと。「人の目を—する」
げん‐よう【衒耀】
[名](スル)名誉・名声を得ようとして、盛んに自らを誇示すること。「大世界に誇号し、—し、横行闊歩せんは」〈雪嶺・真善美日本人〉
こう‐よう【光耀】
光り輝くこと。また、そのもの。「火が燃えしきるときにぱッと立つところの—に似たようなものが」〈阿部知二・冬の宿〉
せん‐よう【閃耀】
きらめき。かがやき。「美しく千筋に流れたる渓流の—よりも」〈花袋・春潮〉
よう【耀】
[人名用漢字] [音]ヨウ(エウ)(呉)(漢) [訓]かがやく 光り輝く。「栄耀・炫耀(げんよう)・光耀」 [名のり]あき・あきら・てる