あと・う【誂ふ/聘ふ】
[動ハ下二] 1 結婚を申し込む。妻として迎える。「黒媛を妃(みめ)とせむと欲(をほ)して、—・ふること既にをはりて」〈履中紀〉 2 誘う。「廬城(いほき)の河に武彦を—・へ率ゐて」〈雄略紀〉 ...
へい【聘】
[音]ヘイ(漢) 1 贈り物を持って人を訪問する。「聘物(へいもつ)・聘問/使聘・来聘」 2 礼を尽くして人を招く。「聘礼/招聘・礼聘」
へい・する【聘する】
[動サ変][文]へい・す[サ変]礼を厚くして人を招く。招聘(しょうへい)する。また、単に呼び寄せる。「先生を—・して主筆たらしむ」〈秋水・兆民先生〉
へい‐もつ【聘物】
贈り物。進物。幣物(へいもつ)。
へい‐もん【聘問】
[名](スル)進物をたずさえて訪問すること。
へい‐よう【聘用】
[名](スル)礼を尽くして招き、取り立てて用いること。「浅学薄識の徒を—し」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉
へい‐れい【聘礼】
1 人を招くときの贈り物。 2 婚約のしるしに贈る物。結納の贈り物。