あばら【肋】
「肋骨(あばらぼね)」の略。
あばら‐ぼね【肋骨】
《疎(あばら)なる骨の意》胸の左右に胸郭をつくる骨。ろっこつ。
ばら【肋】
「肋肉(ばらにく)」の略。「牛—」「豚—」
ばら‐にく【肋肉】
牛・豚などの、肋(あばら)骨のある腹側の肉。三枚肉。ばら。
ろく【肋】
[人名用漢字] [音]ロク(呉)(漢) [訓]あばら あばら骨。「肋骨・肋木・肋膜/鶏肋」
ろく‐ざい【肋材】
船の竜骨と組み合わせて船底と両舷を形づくる、湾曲した肋骨状の骨組み材。肋骨。
ろく‐つい【肋椎】
胸椎と肋骨。肋椎関節(ろくついかんせつ)によって互いに結合している。
ろくつい‐かんせつ【肋椎関節】
胸椎と肋骨の間にある関節。胸椎の肋骨窩(ろっこつか)と肋骨頭の間にある肋骨頭関節と、胸椎の横突起と肋骨結節の間にある肋横突関節とがある。
ろく‐なんこつ【肋軟骨】
肋骨と胸骨を結合する軟骨。
ろく‐ばん【肋板】
船体の湾曲部を形作る、肋材の間に差し込んである鋼鉄板。