とこ【床】
1 寝るために設けるところ。布団などの寝具を調えた場所。また、その布団など。ねどこ。「—を延べる」「—を取る」「病の—」 2 男女の共寝。「—あしらい」 3 地面より少し高くなっていて、板などを...
とり‐こ【取り子】
1 《「とりご」とも》子を神仏からの授かりものと考える習俗。生児を故意に社寺に捨て、神官や僧侶に拾ってもらって改めて生みの親が育てること。また、その子。 2 もらい子。養子。「—をして、幼くより...
なえ‐どこ【苗床】
野菜・草花・樹木などの苗を育てるためにつくった場所。土をよく耕し、種子が発芽しやすい条件を整えた所。《季 春》「—の地虫を箆(へら)ではねにけり/虚子」
なえ‐はた【苗畑】
苗木を育てる畑。
なし‐た・つ【成し立つ】
[動タ下二]りっぱに育てあげる。一人前に育てる。「御子ども腹々いと多かるに…みな—・て給ふ」〈源・蛍〉
なで‐おお・す【撫で生す】
[動サ四]なでるようにかわいがって育てる。「なでしこは—・したりや、呉竹は立てたりや」〈かげろふ・中〉
なで‐かしず・く【撫で傅く】
[動カ四]なでるように大切に世話をする。かわいがって育てる。「明け暮れまもりて、—・くこと限りなし」〈源・東屋〉
なで‐やしな・う【撫で養ふ】
[動ハ四]なでるようにかわいがって育てる。撫育(ぶいく)する。「父母、—・ひ給ふこと限りなし」〈宇津保・忠こそ〉
なわ‐しろ【苗代】
田植えの前に、稲の種をまいて苗を育てる田。苗代田。なえしろ。《季 春》「—に落ち一塊の畦の土/素十」
はくらく【伯楽】
《中国の天馬を守る星の名から》 中国周代の、馬を見分ける名人。姓は孫、名は陽。 1 馬の素質の良否をよく見分ける人。また、牛馬の病気を治す人。 2 人物を見抜き、その能力を引き出し育てるの...