そ【疽】
悪性の腫れ物の一種。背中などにできる。癰(よう)の類。「—潰(つぶ)れて止(や)み」〈梁塵秘抄口伝・一〇〉
そうし‐ちょう【相思鳥】
チメドリ科ソウシチョウ属の鳥。全長約15センチ。背中が暗緑色で、胸は橙色、くちばしが赤い。鳴き声がよく、姿も美しいので、古くから飼い鳥にする。中国南部からインドにかけて分布する。
そうぼう‐きん【僧帽筋】
後頭部から背中の正中線に沿って始まり、左右の鎖骨・肩甲骨に終わる菱形の筋肉。肩の運動に関与。名は、カプチン修道会士のかぶる長頭巾に形が似ることによる。
そ‐がい【背向】
1 後ろ向き。背中合わせ。「お町は顔を真紅(まっか)にして—にもなられず」〈柳浪・骨ぬすみ〉 2 後方。背後。「筑波嶺に—に見ゆる葦穂山悪しかるとがもさね見えなくに」〈万・三三九一〉
そしし‐の‐むなくに【膂宍の空国】
《背中には肉は少ないところから》肥沃でない土地。「—を頓丘(ひたを)から国覓(くにま)ぎ行去(とほ)り」〈神代紀・下〉
そ‐む・く【背く/叛く】
《「背(そ)向く」の意》 [動カ五(四)] 1 ㋐取り決めたことや目上の人の考え・命令などに従わずに反抗したり反対したりする。さからう。「約束に—・く」「親の言いつけに—・く」 ㋑謀反する。は...
そり‐なげ【反り投げ】
レスリングの立ち技の一。相手の背中に回した両腕をしっかり固定し、抱え上げ、のけぞりながら後方へ投げ落とすもの。
そ・る【反る】
[動ラ五(四)] 1 まっすぐな物、平らな物が弓なりに曲がる。「表紙が—・る」「板が—・る」 2 からだ、またはその一部が後ろの方へ弓なりに曲がる。のけぞる。また、弓なりに曲げる。「指が—・る」...
たすき【襷/手繦】
1 和服の袖やたもとがじゃまにならないようにたくし上げるためのひも。背中で斜め十文字に交差させ両肩にまわして結ぶ。 2 一方の肩から他方の腰のあたりに斜めにかける、輪にした細長いひも。「次走者に...
たたき‐つ・ける【叩き付ける】
[動カ下一][文]たたきつ・く[カ下二] 1 激しく打ちつける。「背中からマットに—・ける」「窓に—・ける雨」 2 激しい勢いで差し出す。「辞表を—・ける」 3 相手に無理に押しつける。否応なし...