はい【胚】
多細胞生物の発生初期の個体。植物では受精卵がある程度発達した胞子体をいう。種子植物では種子中にある発芽前の植物体で、胚芽ともいい、胚乳から養分を吸収する。動物では卵黄から養分を吸収している状態の...
はい【胚】
[音]ハイ(漢) 1 身ごもる。はらむ。「胚胎」 2 卵や種子の中の発生初期の生物体。「胚芽・胚乳・胚葉/胞胚」
はい‐が【胚芽】
植物の種子の中にあり、芽となって成長する部分。胚。
はいが‐そう【胚芽層】
表皮の最深部にある層。絶えず新しい細胞層を作り出している。
はいが‐まい【胚芽米】
胚芽が残るように精米した米。ビタミンBなどを含む。
はいさいぼうばいよう‐し【胚細胞培養士】
⇒胚培養士
はい‐し【胚子】
⇒胚(はい)
はい‐しゅ【胚珠】
種子植物の、発達して種子になる部分。被子植物では子房内にあり、裸子植物では心皮についたまま裸出する。内外2枚の珠皮に包まれ、中に胚嚢(はいのう)があり、卵細胞を含む。
はいしゅ‐こうふせつ【胚種広布説】
⇒パンスペルミア説
はい‐じく【胚軸】
種子植物の胚で、子葉に続く軸の部分。茎になる部分で、下端は幼根になる。