さいぼうがい‐しょうほう【細胞外小胞】
細胞外に放出される、脂質二重層で覆われた核をもたない粒子の総称。核酸・たんぱく質・脂質・各種代謝産物を含み、その産生機構から、エクソソーム、アポトーシス小胞、マイクロベシクルに分類される。
サテライト‐さいぼう【サテライト細胞】
⇒衛星細胞
サプレッサー‐ティーさいぼう【サプレッサーT細胞】
《suppressorは、抑制するものの意》リンパ球の一種。免疫反応を抑制すると思われていたが、現在では存在が疑問視されている。抑制T細胞。→T細胞
ざっしゅ‐さいぼう【雑種細胞】
異なった2種の細胞を、人為的に融合させて得た細胞。品種改良や遺伝子治療などに利用される。
しかい‐どうほう【四海同胞】
「四海兄弟(しかいけいてい)」に同じ。
しきそ‐さいぼう【色素細胞】
色素を産生・保有し、体色を発現するもとになる細胞。
しきそ‐ほう【色素胞】
色素細胞のうち、大形で樹状の突起をもつもの。黒色素胞、赤色素胞、黄色素胞、白色素胞など。
しげん‐さいぼう【始原細胞】
植物で、活発に分裂し、特定の分化を示さない細胞。根・茎の生長点や形成層などにみられる。
しげん‐せいしょくさいぼう【始原生殖細胞】
生殖細胞のもとになる細胞。雌では卵原細胞・卵母細胞を経て卵子に分化し、雄では精原細胞・精母細胞・精細胞を経て精子に分化する。原始生殖細胞。原生殖細胞。
し‐さいぼう【刺細胞】
クラゲなどの腔腸(こうちょう)動物の体表にあり、刺胞を内蔵する細胞。