のう‐めん【能面】
能に用いる仮面。尉面(じょうめん)・姥(うば)・般若(はんにゃ)・平太など種類が多い。彫り方や彩色にも工夫がなされ、一つの面で喜怒哀楽を表現できるように作られている。おもて。 [補説]書名別項。→能面
のうめん【能面】
白洲正子による随筆集。昭和38年(1963)刊行。翌年、第15回読売文学賞受賞。
のうめん‐うち【能面打ち】
能面を製作する人。めんうち。
のうめんさつじんじけん【能面殺人事件】
高木彬光の長編推理小説。昭和24年(1949)「宝石」誌に掲載。昭和25年(1950)、第3回日本探偵作家クラブ賞(現、日本推理作家協会賞)受賞。
能面(のうめん)のよう
無表情、また、顔だちの端麗なさま。