のう‐せきずい【脳脊髄】
脳と脊髄の総称。中枢神経系を構成する。
のうせきずい‐えき【脳脊髄液】
脳脊髄の蜘蛛(くも)膜・軟膜間や脳室内を満たしている無色透明の液体。脳室で生成されて循環し、脳脊髄の保護・栄養補給などの働きをしている。髄液。
のうせきずいえき‐げんしょうしょう【脳脊髄液減少症】
脳脊髄液が漏出・産生低下などによって減少することにより、頭痛・頸部痛・めまい・耳鳴りなどの症状が起こる病気。髄液が漏れている部分の硬膜外腔に患者自身の血液を注入し凝固させて塞ぐ、ブラッドパッチと...
のうせきずいえき‐ろうしゅつしょう【脳脊髄液漏出症】
脳脊髄液減少症のうち、硬膜外に脳脊髄液の漏出・貯留が認められるもの。
のうせきずい‐しんけい【脳脊髄神経】
脳神経と脊髄神経の総称。末梢神経系の主要部分を構成し、運動や感覚に関与する随意的な興奮伝達を行う。動物性神経。体性神経。
のうせきずい‐まく【脳脊髄膜】
脳と脊髄を覆う膜。外側から硬膜・蜘蛛(くも)膜・軟膜の3層よりなる。髄膜。
のうせきずいまく‐えん【脳脊髄膜炎】
⇒髄膜炎