うで‐ぎ【腕木】
1 垂木(たるき)・庇(ひさし)などを支えるために、柱または梁(はり)などから横に突き出させた横木。 2 電柱などに電線を支えるために取り付けた横木。うで。
うでぎ‐もん【腕木門】
⇒木戸門(きどもん)
うで‐くび【腕首】
手首。
うでくらべ【腕くらべ】
永井荷風の長編小説。大正5〜6年(1916〜17)発表。新橋の芸妓駒代を主人公に、彼女をめぐるさまざまの男性を通して当時の風俗を描いた、近代花柳小説の代表作。
うで‐くらべ【腕競べ/腕比べ】
腕力または技量を比べること。
うで‐ぐみ【腕組(み)】
[名](スル)両方の腕を胸の前で組むこと。傍観するとき、または、考えこむときなどにする動作。「—して見守る」
うで‐こき【腕扱き】
1 腕力や技量がすぐれていること。また、その人。うできき。うでっこき。「—の飾り職」 2 腕力のすぐれていることを誇示すること。「—止めよかし」〈読・春雨・樊噲下〉
うで‐ごう【腕香】
1 僧や修験者が、腕の上で香をたいて熱さに耐える荒行。「—ヲ焚ク」〈日葡〉 2 近世、腕に刃物を刺すなどして荒行のまねをし、米・銭をこう物乞いや膏薬(こうやく)売り。
うで‐さき【腕先】
1 腕の先の方。 2 腕力にうったえてすること。腕ずく。「—で取って見せう」〈浄・曽根崎〉
うで‐しだい【腕次第】
物事の出来、不出来が腕前の有無により決まること。「首尾は君の—だ」