1. 女性が和装するとき、下着として腰から脚にかけて、じかに肌にまとう布。ゆもじ。おこし。

  1. 中世以降、武家の女性や宮中の下仕えの女官が、夏に小袖の上につけて肩脱ぎとして腰から下に巻きつけた衣服。江戸時代、武家上級の女性が類似のものを礼装として用いた。

  1. 能楽の女装束の着方の一。また、その装束の名。着付けの上から縫箔 (ぬいはく) 小袖を腰に巻くように着て、両袖は手を通さないで後ろに垂らすもの。「羽衣 (はごろも) 」などで用いる。

  1. 兜 (かぶと) の錏 (しころ) との接続する部分

  1. 土蔵の外回りの下部の、特に土を厚く塗った部分

  1. 書籍やその箱の下部に巻き付けてある紙。帯。

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。