かけ‐おび【掛(け)帯】
1 社寺参詣の女性が、物忌みのしるしとして用いた赤い帯。赤色の絹を畳み、胸の前に掛け、背後で結んだもの。 2 近世の女子の盛装に用いた裳(も)のひも。裳の大腰につけ、肩に掛けて胸の前で結ぶもの。
かけ‐ぢゃや【掛(け)茶屋】
路傍や公園などによしずを差し掛けて腰掛けを置き、通行人を相手に茶や菓子を供する茶屋。腰掛け茶屋。
かこう‐だいどうみゃく【下行大動脈】
大動脈のうち、大動脈弓から続き、脊椎に沿って下方へ向かう部分をいう。腰部で左右の総腸骨動脈に分かれる。
かずら‐おけ【鬘桶】
能や狂言の小道具で、高さ約45センチ、直径約30センチの黒漆塗り蒔絵(まきえ)の円筒形の桶。本来は腰掛けとして使い、歌舞伎でも流用する。腰桶。かつらおけ。
かた‐そば【片傍/片側】
一方の端。かたはし。また、一部分。「よしある岩の—に、腰もつきそこなひて」〈源・明石〉
かたて‐ぬき【片手抜き】
神伝流の泳法の一。両足を交互にあおり、踏み出した足と同じ側の手で水をかき、かいた手を腰の後ろで抜いて前に回す。
かたな‐めい【刀銘】
刀剣の銘で、左腰に刃を上にして差したとき、茎(なかご)の差表(さしおもて)側になる方に彫ったもの。→太刀(たち)銘
かた‐わら【傍ら/旁/側】
[名] 1 そば。すぐ近く。「—のいすに腰かける」 2 (「…のかたわら」の形で)端に寄った所。「道の—にたたずむ」 3 (接続助詞的に用いて)主となることをする一方。合間に。「学校に通う—家...
か‐だいじょうみゃく【下大静脈】
腰椎下端部で左右の下肢の静脈が合流するところに始まり、さらに腎静脈・肝静脈などから血液を受け入れ、右心房に送るまでの静脈の本幹。
カッタウエー【cutaway】
モーニングコートの前裾(まえすそ)のように大きく腰のあたりから斜めにカットされたデザイン。また、モーニングコートの米国での俗称。