あか‐はら【赤腹】
1 ヒタキ科ツグミ属の鳥。背は暗緑褐色、腹は橙(だいだい)色。本州中部以北の山地で繁殖し、冬、暖地に移る。《季 夏》「窓近く—鳴けり樅(もみ)の芽に/秋桜子」 2 ウグイの別名。生殖期に腹部が赤...
あさっ‐ぱら【朝っ腹】
《「あさはら」の促音添加》早朝。きわめて朝早く。「あさっぱらから」の形で、もっと遅く起こるべき事柄が朝早く起こってしまった、というような非難する意を含めていうことが多い。「—から何の用だ」
あさ‐はら【朝腹】
1 朝食前の空腹。「—ノ事ナレバ吐却スレドモ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉 2 早朝。あさっぱら。「なま年よって—から碁の打ちたさうな面(つら)な」〈咄・露がはなし・五〉 3 きわめてたやすい...
あと‐ばら【後腹】
1 産後の腹痛。 2 事がすんだあとに生じる、出費などの障害・苦痛。 3 後妻の産んだ子。⇔先腹。
あん‐ぷく【按腹】
腹部をもむ按摩療法。
いた‐せんぱら【板鮮腹】
コイ科タナゴ亜科の淡水魚。全長約10センチで体は著しく側扁する。日本特産で、淀川水系・富山県氷見市・濃尾平野に分布するが絶滅に瀕している。天然記念物。
いっ‐ぷく【一腹】
同じ母から生まれること。同腹。
い‐ふく【異腹】
父親は同じで母親が異なること。また、その者。異母。腹違い。⇔同腹。
うら‐はら【裏腹】
[名・形動] 1 背と腹。また、裏と表。 2 背中合わせ。隣り合わせの関係であること。「死と—の危険な仕事」 3 相反していること。また、そのさま。逆さま。反対。あべこべ。「気持ちと—な言葉」
おい‐ばら【追(い)腹】
家来が、死んだ主君のあとを追って切腹すること。供腹(ともばら)。「—を切る」⇔先腹(さきばら)。