いかな‐ご【玉筋魚／鮊子】
スズキ目イカナゴ科の海水魚。全長約25センチになる。体は細長く、やや側扁し、腹びれはない。背側は青く、腹側は白い。内湾や浅海にすむ。小さいものをつくだ煮にするほか、養殖魚のえさに利用。こうなご。...
いかほ【伊香保】
群馬県中部、渋川市の地名。旧町名。榛名山(はるなさん)中腹にあり、古くからの温泉町。また、古くは榛名山の称。［歌枕］「上野(かみつけの)—の嶺(ね)ろに降ろ雪(よき)の行き過ぎかてぬ妹が家のあた...
いか‐めし【烏賊飯】
イカの足と腹わたをとりのぞき、胴にもち米をつめて、砂糖としょうゆなどで甘辛く煮た料理。北海道渡島地方の名物。
いかり【怒り】
おこること。いきどおり。立腹。「—がこみあげる」「世間の—を買う」
怒(いか)りを遷(うつ)・す
《「論語」雍也(ようや)から》腹を立てて、関係のないものにまで当たり散らす。やつあたりする。「母が父にも—・して慳貪(けんどん)に口をきいたことをも思い出し」〈独歩・酒中日記〉
いか・る【怒る】
［動ラ五（四）］ １ 腹を立てる。おこる。憤慨する。「烈火のごとく—・る」 ２ 激しく動く。荒れ狂う。「波が—・る」 ３ 角張って、ごつごつしている。角立つ。「—・った肩」 →おこ（怒）る［用法...
胃(い)がびっくり・する
空き腹に酒を飲んだり、極端に熱いものや冷たいものを食べたりするなどして、胃を痛める。胃が驚く。
いきだわし・い【息だわしい】
［形］［文］いきだは・し［シク］《「いき（息）いたわし」の音変化》 １ 息が詰まるようである。「朝から籠っていた—・い病室を出て来た」〈秋声・爛〉 ２ 息づかいが苦しい。息切れがする。いきどうし...
いき‐づ・く【息衝く】
［動カ五（四）］ １ 息をする。生きている。「大都会の片隅でひっそりと—・く」「現代に—・く古典」 ２ ため息をつく。嘆く。「昼はも嘆かひ暮らし夜はも—・き明かし」〈万・八九七〉 ３ 苦しそうに...
いきどおり【憤り】
いきどおること。立腹。憤慨。「—を覚える」
