はだ【肌/膚】
1 人のからだを覆う表皮。皮膚。はだえ。「—を刺す寒気」 2 物の表皮。「木の—」「山—」 3 気質。気性。「研究者—」「—が合わない友達」
はだ‐あい【肌合(い)/膚合(い)】
[名] 1 皮膚や物の表面の感触。肌ざわり。「すべすべした—」 2 人の物腰などから受ける感じ。また、人の気性・性質。「—が違う」 [形動][文][ナリ]特別の心意気を持つさま。気っ風のよい...
はだ‐あれ【肌荒れ/膚荒れ】
肌が荒れること。皮膚がかさかさになること。
はだ‐いろ【肌色/膚色】
1 肌の色。肌の色つや。 2 黄色人種の肌に似た色。やや赤みを帯びた淡黄色。 3 器物・刀剣などの地肌の色。 [補説]2について、以前はクレヨンなど画材の色名として使われた。現在では人種問題への...
はだ‐え【肌/膚】
皮膚。はだ。「肉(しし)つきの豊な、ふっくりとした—」〈鏡花・高野聖〉
はだえのした【膚の下】
神林長平による長編SF小説。平成16年(2004)刊。「あなたの魂に安らぎあれ」「帝王の殻」とともに火星三部作とよばれる。人間・機械人間・人造人間という3種の生命体の相克を描く。
はだ‐おび【肌帯/膚帯】
肌に直接つける帯。すなわち、ふんどし。したおび。
はだ‐がたな【肌刀/膚刀】
懐中に持つ小さな刀。懐剣(ふところがたな)。「懐を探しけるに、案のごとく—をさしてあり」〈浮・武家義理・二〉
はだ‐ぎ【肌着/膚着/肌衣】
肌に直接つける衣類。下着。肌衣(はだぎぬ)。
はだ‐さむ【肌寒/膚寒】
秋が深くなって、肌に寒さを感じること。《季 秋》