いのこずち【牛膝】
ヒユ科の多年草。草地などに生え、高さ約90センチ。対生する枝を出し、節が太い。葉は楕円形。夏から秋、緑色の小花を穂状につける。実にはとげがあり、衣服や動物の体について散らばる。乾燥した根を漢方で...
えのこ‐ずち【牛膝】
イノコズチの別名。
かい‐ひざ【掻い膝】
《「かきひざ」の音変化》片方のひざを立て、手でそのひざを抱きかかえるようにして座ること。「思ひ嘆き、—とかいふさまにて」〈栄花・見果てぬ夢〉
かく‐しつ【鶴膝】
1 漢詩の八病(はちへい)の一。五言詩の第1句と第3句の句末に、同一の声調の字を用いること。 2 書道で、漢字の縦棒「亅」の下端が鋭くはねたもの。
かた‐ひざ【片膝】
片方のひざ。「—を立てる」
がっ‐し【合膝】
能で、左ひざを立てて座った姿勢から、左右のひざを交互に進めてにじり出る型。また、狂言で、跳び上がってあぐらまたは立てひざをする型。がっしつ。
こ‐ひざ【小膝】
ひざ。ひざについてのちょっとした動作にいう。「—を進める」
ご‐しつ【牛膝】
イノコズチの漢名。
しつ【膝】
[常用漢字] [音]シツ(漢) [訓]ひざ ひざ。「膝下・膝行」
ジャンパー‐ひざ【ジャンパー膝】
《jumper's knee》スポーツによる障害の一つ。野球ひじと同様、同じ運動の過度の反復により関節の近くの腱(けん)に起こる炎症。