あ‐きょう【阿膠】
中国、山東省東阿県で作られる上質の膠(にかわ)。接合のほか、漢方薬などに用いる。
うお‐にかわ【魚膠】
魚の皮・骨・ひれなどから作ったにかわ。
ぎょ‐こう【魚膠】
サメなどの魚類を原料とする膠(にかわ)。接着剤などに使用。
こう【膠】
[音]コウ(カウ)(漢) [訓]にかわ 1 にかわ。ゼラチン。「膠化・膠質・膠原病」 2 ねばりつく。「膠着」
すき‐にかわ【透き膠】
中国産の、精製した透明の膠。
に‐かわ【膠】
獣や魚の皮・骨などを水で煮沸し、その溶液からコラーゲンやゼラチンなどを抽出し、濃縮・冷却し凝固させたもの。接着剤・写真乳剤・染色などに用いる。
にべ【鰾膠/鮸膠】
1 ニベやコイ・ウナギ・サメなどの浮き袋からつくるにかわ。粘着力が強い。にべにかわ。 2 愛想。世辞。「言葉に—の無さ過ぎる返辞をすれば」〈露伴・五重塔〉
やに【脂/膠】
1 樹木の分泌する粘液。また、その固まったもの。樹脂。 2 タバコを吸ったときにキセルやパイプにたまる褐色の粘液。 3 目やに。