が‐じょく【臥褥】
病気で床につくこと。臥床(がしょう)。「アスピリンを服用して…天井ばかり見て—」〈嘉村・秋立つまで〉
が・する【臥する】
[動サ変][文]ぐゎ・す[サ変]横になる。寝る。「病床に—・する」
が‐ぞう【臥像】
横たわった形の像。
が‐とう【臥榻】
寝台。ねどこ。「和気香風(かきこうふう)の中(うち)に—を据えて」〈二葉亭・浮雲〉
が‐ぼう【臥房】
寝室。ねや。ふしど。「竟(つい)に結城氏と—に入る」〈中井弘・航海新説〉
が‐ゆう【臥遊】
床にふしながら旅行記を読んだり、地図や風景画を眺めたりして自然の中に遊ぶこと。中国、東晋の画家宗炳(そうへい)が居所の壁にかつて歩いた山水を描いて楽しんだ故事による。
がらふ【臥裸婦】
洋画家、山本芳翠の絵画。油彩。野外に布を敷いて横たわる白人女性の姿を描いたもの。山本のフランス滞在中、1880年頃に制作された。平成26年(2014)、国の重要文化財に指定。岐阜県美術館蔵。
が‐りょう【臥梁】
煉瓦(れんが)造り・ブロック造りなどの組積造(そせきぞう)において、各階の壁体頂部を連続的にかためる鉄筋コンクリート製の梁(はり)。
が‐りょう【臥竜】
1 臥(ふ)してうずくまっている竜。 2 《「蜀志」諸葛亮伝から。天にも昇る勢いや能力をもちながら、じっと横になって寝ている竜に、蜀(しょく)の諸葛亮(しょかつりょう)をたとえたもの》すぐれた能...
がりょう‐ばい【臥竜梅】
幹や枝が地をはい、そこから根を生じる梅。花は薄い紅色。《季 春》