らし‐さ
1 《接尾語「らしい」の語幹に、接尾語「さ」の付いた語》名詞や形容動詞の語幹に付いて、そのものの特徴がよく出ていることを表す。「自分—」「子供—」「確か—」 2 《単独で用いて》その人や物事の特...
らっかん‐バイアス【楽観バイアス】
自分自身の行動や能力などを実情よりも楽観的にとらえ、危険や脅威などを軽視する心的傾向。
らん‐ぴつ【乱筆】
文字を乱雑に書くこと。また、その文字。手紙で自分の筆跡をへりくだっていう語としても用いる。「—乱文にて失礼いたします」
らん‐ぶん【乱文】
乱れて整わない文章。自分の手紙の文などをへりくだっていうときにも用いる。「取り急ぎ—乱筆にて失礼致します」
離見(りけん)の見(けん)
世阿弥の能楽論で、演者が、自分をはなれ観客の立場で自分の姿を見ること。自分の演技について客観的な視点をもつことをいう。離見。
り‐こ【利己】
自分の利益だけを考え、他人のことは顧みないこと。「—の心」
りこ‐しゅぎ【利己主義】
社会や他人のことを考えず、自分の利益や快楽だけを追求する考え方。また、他人の迷惑を考えずわがまま勝手に振る舞うやり方。エゴイズム。「—者」
りこ‐しん【利己心】
自分の利害だけをはかって、他人のことを考えない心。「—だけで行動する」
りこ‐てき【利己的】
[形動]自分の利益だけを追求しようとするさま。「—な生き方」「—な態度」
りこてき‐いでんし【利己的遺伝子】
英国の生物学者R=ドーキンスが、C=ダーウィンの進化論における自然選択を、個体ではなく遺伝子の視点から捉えなおすことを強調するために用いた比喩的表現。不妊の働きバチの利他的行動が、個体の生存では...