ぜん‐がく‐れん【全学連】
「全日本学生自治会総連合」の略称。各大学の学生自治会の全国的連合組織。昭和23年(1948)結成。学問の自由、教育機関の民主化などを唱え、1950〜1960年代の学生運動の中心となった。
ぜんたい‐しゅぎ【全体主義】
1 個に対して全体を優先させる主義。 2 個人の権利や利益、社会集団の自律性や自由な活動を認めず、すべてのものを国家の統制下に置こうとする主義。独裁や専制政治などと同義に用いられる。→個人主義 ...
そううん【層雲】
俳句雑誌。明治44年(1911)、荻原井泉水が創刊。創刊当初は河東碧梧桐とともに新傾向俳句の普及をめざしたが、のちに季題に関する意見の相違から碧梧桐は離脱。井泉水は定型・季題を止揚した自由律俳句...
そうさい‐せん【総裁選】
総裁選出のために行われる選挙。特に、日本では、自由民主党のものをさすことが多い。
そう‐し【壮士】
1 壮年の男性。意気盛んな男性。 2 明治中期、自由民権運動の活動家。また、政党に雇われた用心棒や運動員についてもいった。
そうし‐しばい【壮士芝居】
明治中期、自由党の壮士や青年知識階級の書生が、自由民権思想を広めるために始めた演劇。明治21年(1888)に角藤定憲(すどうさだのり)、同24年に川上音二郎が一座を興した。のち、新派劇に発展。...
そう‐せい【走性】
自由に運動できる生物が外界の刺激に対して一定方向に移動または運動する性質。刺激の方に向かう場合を正の走性、遠ざかる場合を負の走性といい、刺激の種類により走光性・走化性・走熱性・走流性などに分ける...
そうせい‐かい【創政会】
自由民主党、田中派にあった派閥内派閥。昭和60年(1985)に竹下登・金丸信らが田中派内の勉強会として結成。翌年に解散したが、同62年にほぼ同じメンバーが経世会を発足させて田中派から独立した。
そう‐そつ【倉卒/草卒/怱卒】
[名・形動] 1 突然であること。また、そのさま。だしぬけ。「かく—に会戦して」〈逍遥訳・自由太刀余波鋭鋒〉 2 あわただしいこと。忙しくて落ち着かないこと。また、そのさま。「—の間(かん)」「...
そう‐りつ【相律】
二つ以上の相が共存して平衡している不均一系物質における自由度を定める熱力学的法則。状態変数すなわち自由度をf、相の数をp、独立成分の数をnとすれば、f=n+2−pで示される。