し‐とく【舐犢】
《「後漢書」楊彪伝から》親牛が子牛を愛して舌でなめてやること。転じて、親が子をむやみにかわいがること。「—の愛」
舐犢(しとく)の愛(あい)
親が子を必要以上にかわいがること。溺愛すること。→舐犢
な・む【嘗む/舐む】
[動マ下二]「な(嘗)める」の文語形。
なめ‐ずり【舐めずり/嘗めずり】
舌で唇などをなめまわすこと。「舌—」「口—」
なめ‐ず・る【舐めずる/嘗めずる】
[動ラ五(四)]舌でくちびるなどを何度もなめる。「舌を—・り—・り言い出した」〈上司・太政官〉
なめ‐まわ・す【嘗め回す/舐め回す】
[動サ五(四)]あちこちをなめる。「唇を—・す」
な・める【嘗める/舐める】
[動マ下一][文]な・む[マ下二] 1 舌の先でなでるように触れる。「切手を—・めてはる」「猫が毛を—・める」 2 舌の先で味をみる。また、そのようにして酒を少しずつ飲む。口に含んだものを舌で味...
ねず・る【舐る】
[動ラ四]「ねぶる」に同じ。「唇を—・りまはし」〈滑・膝栗毛・三〉
ねぶり‐こ【舐り子】
(関西地方で)おしゃぶり。
ねぶり‐ばし【舐り箸】
嫌い箸の一。食事中に箸の先をなめること。