とうだいへ【灯台へ】
《原題To the Lighthouse》ウルフの長編小説。1927年刊。「窓」「時は逝く」「灯台」の三部構成。スコットランドの島を舞台に、哲学者夫婦とその子供たちが別荘で過ごす夏の日を、登場人...
とうはん【登攀】
小尾十三の短編小説。日本統治下の朝鮮を舞台に、日本人教師と生徒との交流を描く。昭和19年(1944)発表。同年、第19回芥川賞受賞。
とうろう‐にんぎょう【灯籠人形】
紙人形の体内に灯火をともしたり、舞台を灯籠などで飾ったりして操る人形芝居。
とおいうみからきたクー【遠い海から来たCOO】
景山民夫の海洋冒険小説。南太平洋の島フィジーを舞台に、プレシオサウルスと少年との交流を描く。昭和63年(1988)刊行。同年、第99回直木賞受賞。平成5年(1993)、「Coo/遠い海から来たク...
とち・る
[動ラ五(四)] 1 舞台などで、せりふやしぐさをまちがえる。「長ぜりふを—・る」 2 焦ってうろたえる。まごまごする。「玄吉君は僕の居るのに些(ちょい)と—・った風であったが」〈真山・南小泉村...
とっ‐たり
1 《大声で「捕ったり」と叫ぶところから》歌舞伎で、捕り手の役。また、それに扮する役者。 2 とんぼがえり。舞台で1が演じるのでいう。 3 相撲のきまり手の一。相手の差してくる手を両手で抱え、か...
とときはんすいじけんちょう【十時半睡事件帖】
白石一郎による時代小説のシリーズ。昭和49年(1974)から平成15年(2003)にかけて複数の雑誌で断続的に発表された。江戸時代の福岡藩を舞台に、総目付の十時半睡が大小の事件に取り組むさまを描...
となりのよめ【隣の嫁】
伊藤左千夫の自伝的小説。明治41年(1908)、雑誌「ホトトギス」に発表。千葉の農村を舞台とする悲恋物語。
トニー‐しょう【トニー賞】
《Tony Awards》年1回、ニューヨークのブロードウエーで上演された新作舞台作品を対象に選ぶ賞。1947年に女優アントワネット=ペリー(愛称トニー)をしのんで設けられた。正式名はAntoi...
トピーカ【Topeka】
米国カンザス州北東部の都市。同州の州都。カンザス川沿いに位置する。豊かな農業地帯にあり、鉄道が通じて農産物の集散地として発展。公立学校における人種隔離撤廃を求めた裁判で知られ、舞台となった小学校...