ハイ‐ファンタジー【high fantasy】
文学のジャンルで、ファンタジーの一種。架空の神話的世界を舞台に、英雄が活躍する大作で、英国のJ=R=R=トールキンの「指輪物語」がその代表。
はい‐ゆう【俳優】
舞台に立って、また演劇・映画・テレビなどで、演技することを職業としている人。役者。「歌舞伎—」「性格—」
はくいのふじん【白衣の婦人】
《原題、(フランス)La Dame blanche》ボアエルデュー作曲のオペラ。3幕。1825年パリで初演。スクリーブ脚本。ウォルター=スコットの二つの小説に基づく。スコットランドを舞台に白衣の...
はこ‐うま【箱馬】
1 高い所の物を取るときなどに使う踏み台。 2 写真や映画などの撮影の際に、被写体を載せるなどの用途で使う台。 3 演劇で、二重舞台を作るための木箱。大きさは、ふつう6寸×1尺×1尺または6寸×...
はし‐がかり【橋懸(か)り/橋掛(か)り】
1 能舞台で、舞台と鏡の間とをつなぐ能役者の通路。舞台に向かって左手後方に欄干のある橋のように掛け渡されている。 2 初期の歌舞伎舞台で1にあたるもの。下手奥の役者の出入り口をさした。
はしのないかわ【橋のない川】
住井すゑの長編小説。全7部。第1部は、昭和34年(1959)から昭和35年(1960)にかけて部落問題研究所の機関紙「部落」に連載されたのち、昭和36年(1961)刊行。以後は書き下ろしで第7部...
はたらき‐ごと【働き事】
能・狂言の囃子事(はやしごと)のうち、非舞踊的な動きで舞台を回るもの。多くは、特定の意味をもつ動作。カケリ・イロエ・切り組み・舞働(まいばたら)き・立ち回りなど。
はだしとかいがら【裸足と貝殻】
三木卓の自伝的長編小説。終戦後の静岡を舞台に少年の成長を描く。平成11年(1999)刊行。第51回読売文学賞受賞。
はちがつのひかり【八月の光】
《原題Light in August》フォークナーの長編小説。1932年刊。禁酒法時代の米国南部の架空の郡を舞台に、人種問題に起因する青年の孤独と悲劇を描く。
はつかねずみとにんげん【二十日鼠と人間】
《原題Of Mice and Men》スタインベックの小説。1937年刊。大恐慌時代のカリフォルニアを舞台に、出稼ぎ労働者の悲劇を描く。1939年、1992年に映画化もされている。